ブログ

100年後の未来

2018/07/09

もし100年前の過去から これまでに誰も読んだことのない本をプレゼントされたら

どんな気持ちになりますか?

 

100年の時を経て届く 物語のプレゼントです。

 

 

 

先日、ノルウェーにある「未来の図書館」プロジェクトの存在を知りました。

 

100年にわたって 毎年1作ずつ異なる作家に作品を書いてもらい、

原稿を誰にも見せぬまま保管する「未来の図書館」

この図書館がオープンするのは2114年。今から96年後です。

 

この未来の図書館の森には 1000本の苗木が植えられていて

2114年に大きく育った木々が作品集の材料として使われる予定なんだそう。

およそ100年間保管された100作品は

100年の時を経て育った木々を元にして紙に印刷されるというわけです。

 

2114年。

いま生きている大人は誰も中身を読む日を迎えられません。

書籍の電子化、若者の読者離れ が進む中

100年後も文字や出版が生き残り、作品を読む人がいると

信じる希望が原動力。

 

 

なんて素敵なプロジェクトでしょう。

100年後の世界

100年後の人々を

希望を持って想像することで 明るい光が差し込んだようでした。

 

 

このブログを覗いて下さっているあなたは

10年後、20年後、30年後を想像することはできますか?

どこにいて

何をしていて

そばにはどんな人がいますか?

 

未来を明るく想像することができたら

ワクワクした気持ちを持ちながら進むことができたら

今いる場所をも 違う視点でとらえることができます。

 

私がコーチングという手法に出会った時も

明るく未来を描かせてくれるプロがいました。

そして 私もそんな人になりたいと コーチングの勉強を始めました。

 

全ての制約を一度 取り払い

ワクワクする 未来を 描いてみませんか?

 

 

more

見るか、見られるか ー緊張の克服法ー

2018/07/02

先日、初めてボイストレーニングにいらっしゃった方に

緊張の克服法を尋ねられました。

 

「この春から役職につき、人前で話す機会が増えたものの

緊張して思うように話せない、声も出づらくなる

信頼を得るためには、人前で緊張せずに話せるようになりたい」

 

その方は、そうおっしゃいました。

 

確かに緊張が喉を絞め、声を出づらくさせ

緊張が交感神経を優位にすると腹式呼吸も難しくなります。

緊張を克服することは よい声をつくるヒントです。

 

そして

”緊張しないためにはどうすればいいですか?”

というのは 実はよく尋ねられる質問です。

 

そんな時に私がお答えするのは

1.緊張は誰でもするもの

2.見られる意識より見る意識

特に2に関しては、効果があります。

なぜならば「見られている」と思うから緊張するのです。

(確かに、見られているのですが)

それ以上に、目の前にいる人たちを「見る」ことが大切。

聞いてくれている人は どんな人なのか?(年代・職種、男女比など)

何を聞きたいと思っているのか?

話のどの部分に反応してくれるのか?

自分が目の前を「見る」という意識を強く持つことで

見られている緊張感は軽減できます。

 

そして相手を見て話すことができれば

自然と伝わる話ができるようになるのです。

 

まずは見ることから。

 

先日 ヴォイストレーニングを受けて下さった方には

見ることと、緊張した時の腹式呼吸への転換法をお伝えしました。

 

人前で話す機会が増えた方、

ボイストレーニングはテクニックだけでなく心理面のお話もしております

お気軽にお問い合わせ下さい。

 

 

 

 

 

 

 

 

more