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原稿・台本・スクリプトづくりのコツ

2019/02/05

先日、ある施設のガイドをされている方から
「スクリプトはちゃんとあるのに、うまく話せない」
というご相談を受けました。

正しい情報をご案内するためにご自身でスクリプトを作り
話す練習をしているけれど、間違わないようにするのが必死で
わかりやすく伝わっている実感がないとのこと。

そこで見せて頂いたスクリプトをもとに
レイアウトを変える ご提案をしました。

それまでお使いだったのものの「レイアウト」を例えるなら



向こう一週間は、気圧の谷や寒気の影響で曇りや雪または雨の日が多いで
しょう。 最高気温・最低気温はともに、期間の前半は平年並か平年より高い日が多
く、期間の後半は平年並か平年より低いでしょう。

といったもの。(文章の中身は都合上、例として気象庁の予報文を使っています)

そこで下記のように変えました。



向こう一週間は、
 気圧の谷や寒気の影響で曇りや雪または雨の日が多いでしょう。
最高気温・最低気温は(ともに)
 期間の前半は平年並か平年より高い日が多く、
 期間の後半は平年並か平年より低いでしょう。




スクリプトや台本を読んでいて間違ってしまう理由は
文字を負いながら目が泳いでしまい、
意味の繋がらないところを 繋げて読んだりする場合が多いのです。

話す時の「、」(ひと呼吸 間を置く) 「。」(ひと休みする)ことを意識し
一文で繋げて読むとわかりやすい文章を一行で。
また、一文が二行に渡ってしまうときは、二行目の段落を低く書くことで
前の行から繋がっている意識をもてるようになります。




会社の朝礼でスピーチするとき
営業でプレゼンテーションするとき
結婚式のお祝いの席などで祝辞を述べるとき
原稿・台本・スクリプトなどを用意する方も多いのではないでしょうか?

自分だけのメモのつもりで書くときは
レイアウトを意識して書いてみることで、
間違える可能性を低く抑えることができます。




人前でうまく話したい
相手にしっかり伝わる話し方でプレゼンテーションをしたい
という方のご相談にもお応えしています。

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