ブログ

挨拶は何のため?

2018/09/03

先月は
8年間研修を担当させて頂いているリピーター企業さまで
スタッフの接遇研修でした。

マナー・接遇・電話応対・クレーム応対まで
様々な研修を担当させて頂いている企業さまですが
今回改めて、軸に置いたのは
挨拶と言葉づかい(敬語)

何度か受講されているスタッフにとって
今さら・・・という感もあったかもしれませんが
事前調査をさせて頂いた結果では
挨拶の質を高める必要性を感じたため
改めて こんな質問から始めさせて頂きました。

挨拶は何のためにすると思いますか?

よく、マナ―研修などで講師が話すのは
挨拶という言葉には心を開くという意味がある
ということ。

私が研修で掘り下げて話すのは
挨拶で伝わる・伝えるのは
「私はお客様(あなた)の味方ですよ」
「私はお客様(あなた)がそこにいることをわかっていますよ」
というサインであるということです。

自分の”存在を認めてもらう”ことで喜びを感じ
相手が”何者であるか知る”ことで警戒を解く
そういった人間の心理面にアプローチするのが
『挨拶』です

 

店舗営業などでは
「いらっしゃいませ」の挨拶、声がけが徹底しているお店では
万引きの発生率が極めて少ない
というデータもあります。

積極的な挨拶は企業にとっての防衛にもなるのです。

さらに正しい言葉づかいで応対することで
クレームの拡大も防げます。

アルバイトが良く使う間違った言葉づかい
バイト敬語の消滅
尊敬語・謙譲語の基本を理解した上での応用。

挨拶も言葉づかいも
形だけ覚えていては応用が難しいことから
根底にあるもの・基本の基本からお話しました。

基礎をマスターして、職場の活性化を図りませんか?