2023/06/19
先月から乗馬を習い始めました。
興味があっても、民間の乗馬クラブの敷居を跨ぐことができませんでしたが
新潟競馬場が年に一度募集する一般の乗馬教室(無料)に当選し
始めることができました。
乗馬と言っても、4時間の活動時間のうち、実際に馬に乗るのは長くても30分。
朝一番に馬房(馬の部屋)の掃除をして、フカフカの藁を敷き
ウォーターボックスと呼ばれる馬の水飲み桶や飼葉桶をピカピカに磨き
馬や人が通る場所を隅から隅まで履き
飼葉(ご飯)の準備をしてから
ようやく、乗せてもらう馬の準備
(↑私が今お世話になっているハフリンガー種のメイサちゃん)
体重500Kg以上ある大型動物である馬のことを知り
馬と信頼関係を結び、怪我なく乗馬できるようになるために
「乗馬前」のこの準備がとても大切なのだそうです。
ちなみにここまでに平均で1時間半かかります。
今は実際に馬の背中に乗せてもらい、
バランスのとり方、リズムの取り方、指示の出し方などを学んでいます。
(自撮りできないので、残念ながらここから先は写真がありません)
乗馬の後も、乗せてもらった馬をきれいに洗い、ブラッシングし、蹄の手入れをし
馬具の手入れや洗濯をして、また全体を履いて
ようやく解散
優雅なイメージを持っていましたが
竹箒やフォークでわらを扱うだけでも除雪並みのエネルギー(笑)
30分乗馬しただけでも内腿がガクガク・・・。
もはや完全なる「大人の部活」です。
数十年ぶりに部活に参加していると学ぶことが多く
常に場をキレイに保つこと
道具を大切に扱うこと
わからないことは積極的に訊き、確認し、進めること
人とも、馬ともコミュニケーションで信頼を築くこと
新人は積極的に働くこと等
あらゆる仕事にもつながる大切なことを再認識させてもらっています。
大人の部活1年生の私が今、感じていることは
きっと社会人1年生の方々にも共通するように思います。
もし、今、このブログを読んでくださっている新社会人の方がいたら
こう呼びかけます
「知る楽しさ、できるようになる楽しさ」
一緒に味わいましょう♪
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