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AI vs 人間 ー声から読み取る力

2017/12/19

声から感情を読み取る力
声で感情を伝える力
どれくらいありますか?

日経MJが毎年発表している2019年のヒット商品番付
東の小結は 自動運転技術
西の小結は AIスピーカー
AIスピーカーは音楽や情報の再生を始めネットショッピングサービスなど
対話型で音声操作できるもの

現段階では、まだ言葉そのものを読み取るだけですが
実は、自動運転技術の開発の中では
ドライバーの感情に寄り添う音声認識機能を開発している会社もあります。
私たちの表情の小さな変化や
”話す声のトーンや抑揚を認識できるようにすること”を目指しているのは フォード。

ドライバーを元気づけるために冗談を言ったり、
必要な時にアドバイスをしたり
誰かの誕生日を思い出させたり
長距離ドライブの際には注意力が途切れないようにしてくれる車を
開発しているそうです。

さて、
私たちは普段の生活の中で
相手の声から どんな感情を読み取っているでしょうか?

何かいいことあった?
何か、怒ってる?
落ち込んでる?

実は声だけでも読み取れることは多くあります。
そして、
自分の発する声も、ちょっとの工夫で
明るくすることも、真剣にすることもできるのです。

ためしに 口を「縦に大きく」開くイメージで話してみたください。
普通の
「おはようございます」と
大きく開けるイメージで話す
「おはようございます」では まったく違う印象になるはずです。

接遇やマナーの研修では笑顔を意識させる講師が多くいますが
実は「笑声」を作るように意識すると、自然と笑顔が出てきたりします。
口の形を意識することで表情を変えるコツも、セミナーではお伝えしています。

何かと忙しない年末だからこそ
普段の声、意識してみませんか?

 

 

 

 

 

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怒りの感情に触れた時、自らを支えるもの

2017/12/01

声を出すためになにげなく使っている「ノド」は
実は身体の中でも感情が出やすい部分であることをご存知ですか?

楽しい時、悲しい時、怒っている時、声を通してその感情が伝わります。
ちょっとした気持ちの変化で
ノドの状態は変わってしまうのです。
精神的ショックを受けた時に、喋れなくなるのもノドの影響にもよります。

だからこそ
声のコミュニケーションが重視される電話応対などは
精神面や意識のコントロールも必要になります。

先日、電話オペレーターの皆様を対象とした企業研修に伺いました。
電話応対の研修というと、よく質問されることの一つに
「怒って電話してくる人への対処は?」です。

実は、電話だからこそ怒りのエネルギーというのは直接伝わってしまうのですね。
そんなときに、必要なこと。
それは当たり前のことを冷静に行うということ。
怒ってきた人の電話には不安な気持ちで応じてしまうのが普通です。
怖いですよね、急に怒られたら。

そんな時に役に立つのが、完璧かつ丁寧な言葉遣い、
「恐れ入りますが」等のクッション言葉、正しい発声です。
普段から正しい言葉遣いや丁寧な言い回しを意識し、敬語も正しく自分のものにできていると
いざというときに、動じずにすみます。

今回の研修でも敬語のおさらいと正しい言葉遣い、
声のトーンや大きさ、明るさを決める表情の作り方、
さらに現場を意識したロールプレイングを行いました。
わかっているつもりでも、いざ実践してみると思うようにいきません。

繰り返しのロールプレイングで身につけて頂く目的もありました

いざという時に支えてくれるもの
それは普段から身に着けている基礎。
それが、自信につながり 怒りにも動じない心につながります。
これはどの分野にも言えることかもしれませんね。

SKY’s THE LIMIT JAPANでは
個人向けにも 喉の調子が悪い時の対処法や、
普段の生活で気を付けること、
喉の負担を和らげる発声法などもお伝えしています。

お気軽にお問い合わせ下さい。

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SKY’s THE LIMIT JAPAN

2017/12/01

SKY’s THE LIMIT JAPANのホームページを訪れて頂き
誠にありがとうございます。
代表の、中村ちひろです。

名刺交換をする際、必ずと言って確認されるのが
社名の読み方。

SKY’s THE LMIT JAPAN=スカイ・ザ・リミット・ジャパン
と読みます。

なぜこんなにわかりづらい名前にしたのか
いまでも時々、後悔することがあります。
それでも、こうしてホームページを立ち上げるにあたり
このまま名前を使いつづけることにした理由。
それは
Sky is THE LIMIT という言葉が、私の原点だからです。

社会人になって数年が経つ頃
私は ある組織の、人の育て方に疑問を持っていました。
出来ないことを指摘し、個人を否定し、怒り叱り追い詰める、その鍛え方は
果たして合っているのだろうか?
私の疑問に答えるかのように、その組織から人が次々と辞めていきました

数年後、独立した私は留学先のオーストラリアでコーチングという手法に出会いました。
そこには褒めて、認めて、共に歩みながら、その人の目指す場所に向かう方法がありました。
妥協では無く、組織も個人も納得するゴールを設定する方法がありました。
そしてその方法を身につけることで
人と組織の可能性はどこまででも拡がっていけることを知りました、

そんな時に教えてもらった言葉が
Sky is THE LIMIT です。
空に限界が無いように、なんだって超えていける。可能性は無限大という意味です。

 

オーストラリアの夏の深く青く 雲一つない空を眺めながら
自分自身を取り戻した瞬間でした。

その後、コーチングをベースにしたコミュニケーション術
アナウンサー、ナビゲーターとして培ってきた声の表現力をもとに
個人・法人問わず、さまざまな場所でセミナーを開催させて頂いております。

人と組織の可能性を広げるお手伝い、SKY’s THE LIMIT JAPANに
お任せください。

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